北陽警備保障株式会社

地域を守りたい思いを胸に-H・Tさん 出雲営業所 営業課

もともと警察官や消防士に憧れがあり、地域の安全や〝ちょっと困ったこと〟に対して何か出来る仕事を探していたところ「警備」の仕事を知り、北陽警備保障に入社しました。警備員は基本的には制圧することはせず、お客様を守ること、そして自分の身を守ることです。「警備」なので柔道や剣道の経験者しか出来ないと思われがちですが、入社してから、護身術などの訓練は定期的に行い身に付けるので、どなたでも警備の仕事に就けます。

警備業はドラマのように切迫したような事件を想像しがちですが、それは逆にあってはいけないこと。例えば、泥棒を見つけたときには見逃さず、相手の特徴や様子を全て記憶し、いち早く弊社の指令室へ連絡します。指令室はすぐ警察に通報して、連携をとる仕組みになっているのです。

しかし、そういうことは稀で、以前こんな事がありました。お客様の奥様から「電気が付かなくなったので来てほしい」と電話があり「いいですよ。すぐ行きます」とお宅へ伺いました。見るとブレーカーが落ちていたのです。他に異常ないかを確認して帰ったのですが、後日、奥様さまお礼の手紙が届いたのです。自分にとっては何気ないことでしたが、お客様からすると「とても困った」とこだったのです。「困った」は人により大きさが違うことを改めて認識しました。そして実際に「ありがとうございました」と言われると、この上なく嬉しい気持ちになります。

警備は夜勤業務、管理職になると日勤へ

勤務は夜に機械警備が始動するため、夜勤が主体となります。勤務時間は普通の会社より長いですが、休日も長いので休んだ感がたっぷりあります。勤務はシフトで管理しているので、用事がある場合は他の人と替わってもらうなど調整も可能です。自分は夜型人間だったことと、平日が休みだと店に行くにも混んでなくて得した気分になります!

今は管理職となり6年前から日勤となりました。管理職になると業務が変わり、お客様と接することが多くなるので、警備員としてのノウハウと経験が必要となるのです。今は主に指令室でオぺレーター業務を行っています。通報があると、どう段取りして、どう動いて、どう手配して…などイメージをしながら進めていきます。現場で動く警備員はその指示を受けながら常に指令室へフィードバックし連携をとっています。

警備業として「出動しない=平和」なので、それが一番なのですが、地震や天災があるときは、200~300件も警報がなります。指令室も警備員も騒然としていますが、必ずお客様のところへ伺うのが警備員の仕事。豪雪の時には、車が渋滞していて動かないので走って行ったというエピソードもあります。

このように、警備の仕事はチームプレイ。「今日1日、日勤も夜勤も異常ありませんでした」というのが、皆で頑張った結果です。自分だけ良ければイイという訳ではなく、全てのエリアで異常がないことが北陽警備の任務です。チームで仕事をしているからか皆、仲が良く、昔からずっと変わらず、ご飯を食べに行ったり、カラオケに行ったりしています。それも社風なのかもしれませんね。

先輩社員からのメッセージ

一般的な会社からすれば、警備業務は特殊だと思います。しかし「石の上にも3年」というように、働いていたら良さが分かってくるはず。地域には困っている人がたくさんいるため、これからも尽きない仕事だと感じています。一緒に働きましょう。

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